【漫画】死への恐怖・生への恐怖【1/3】の続きです。





生まれ変わりも
輪廻転生も
信じちゃいないけど





この宇宙の長い歴史の中で
今の自分と同じように
自分が【自分】として、
意識を持つ生き物として、
誕生する確率。





自分が人間でなくなって何億年
いや、
宇宙の歴史よりも
もっともっと
長～～～い時間が経っても
【自分＝無】なのだから
何も感じることなく
あっと言う間に過ぎて行き、





【無限】の時間の中で
その確率なんか確実に
軽～～～く超えてしまう!!

す な わ ち

いつの間にか
何かの生き物として
再び
意識を持つ可能性は
大いにある
ということ!!





人間は、死んだら
【自分】も消える

死んだら
自分を自分と
認識する脳が
機能しなくなるから

でも、【無限】の中では
何百億年に一度しか
起こらない出来事だって
何度でも起きてしまう!!
新しい【自分】が
誕生してしまう!!





お気楽に来世を
信じている人は

おそらく

地球で
人間として
再び生まれると
思っているのでは？
しかも
平和な未来の都市で？

都合の良い話だなぁ





地球もとっくに消滅した
遠い遠い未来で
今と同じ姿の人間になんて
なれないでしょう…
(なれる可能性は限りなく低い)

姿形・言語
何もかもが違う
得体の知れない
生き物に
なってしまう…
(地球でも
太陽系でもない
どこかの星で？？？)

もちろん
人間だった頃の記憶など
皆無





これは
ものすごい不安と恐怖
(期待なんて
これっぽっちも無い)

想像してください

今の自分から見たら
ものすごく気持ち悪くて
見るに堪えない醜い姿だとしても
それに当然のように
受け入れて生きている自分が
いつの間にか存在している

そんな未来を…

(もし【前の自分】がいたとしたら
【今の自分】を醜いと思うのかもしれない)





まだ野蛮な社会に
生まれてしまったら
殺し合いや戦争に
巻き込まれるし、
平和というものも知らずに
死ぬかもしれない

そしたら　また
膨大な時間が過ぎて
次の得体の知れない
生き物として…





無限の時間の中で…

かつての自分とは無関係に…

永遠に生と死を
繰り返す…





そんな永遠なんて
いらない

そもそも
人間の存在自体
残酷なのに

残酷の上に残酷





生きる苦しみが
ツラすぎて

人間であることを
やめたくなる時も
ある

しかし
すべて忘れて
別の自分となり
新たな苦しみを
背負わされるのは
絶対にイヤだ!!
(自分の人生を子供の頃からやり直すのですらイヤなのに…)





今の自分を失いたくない(イノチIV)

ずっと今の自分のままでいたい

どうせ死ぬなら、死んだ後は、
永遠に今の自分で
いられる場所に行きたい

それを【天国】と
呼ぶのなら…





思い描いた夢がすべて叶えられる【天国】で、
今の自分のまま【永遠】を手にしたい

…そう思う今日、この頃です。

都合の良い話だなぁ(ゴツGO天国)




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【漫画】死への恐怖・生への恐怖【3/3】